家ねっとBlog
二つの洗面所、どうしよう…
家ねっと代表の中野です。
本日は、洗面所のリフォームについて。
と言っても、我が家の場合ですが…
我が家はマンションです。
娘が三人いて、朝は大騒ぎだったので、
マンションを買い換える時は、
トイレと洗面所は絶対二つ欲しいと思っていました。
あまりそんなマンションはありませんから、どうしたものかと思っていたら出てきたのです。
それも、同じ小学校区に!
メゾネットで地階と1階に洗面所とトイレがありました。
これを逃してなるものかと、買い替えたのですが、
トイレはともかくとして、
1階の洗面所は狭くて洗顔がしにくくて、
結局娘たちは地階の洗面所に集まり、
朝は、『早くしてよおお』の喧嘩は変わりありませんでした。
また、1階の洗面所はデザインも今ひとつで見栄えも良くありません。
家族は、『ここ、なくてもいいかも』と言っていました。
さてさて、そんなドタバタの朝も、
一人巣立ち、二人巣立ちと気がつけば夫婦二人です。
ますます、
1階の見栄えの良くない洗面所は不要になりました。
そして、1階のリフォームをする時、
その洗面所をどうするか迷いましたが、
折角なので残すことにしました。
但し、顔を洗う場所というより、夜の歯磨きや手洗い用です。
見栄えは素敵にして貰いました。
気がつくと三人の娘たちはそれぞれに結婚し所帯を持ち、
本州で暮らす二人の娘たちは年二回孫たちを連れて里帰り、
札幌の娘もたまに孫と泊まるようになりました。
『さあ、歯を磨いて、ブクブクぺをしておいで!』
見栄えが良くなった小さな洗面所は、
孫たちの手洗いと歯磨きにぴったりです。
あんなに使い道がなく、
邪魔と思っていた洗面所が、リフォームで生まれ変わり、
そして家族のありようも変わって、
今はなくてはならない場所になる。
家って、不思議で面白いですよね。
家族の歴史と一緒に成長する感じです。
家族構成が変わってリフォームをする時は、
残すという選択肢もあってもいいのかも知れません。
減った家族がまた増える。
そんなこともあるのですから…