暮らし方
なくても済むもの…意外に多いかも知れませんよ。
家ねっと代表の中野です。
本日はズバリ!暮らし方について。
それは、スーパーで買い物を済ませ、エコバックに買ったものを詰めていた時です。
一緒に行っていた三女が言いました。
『エコバックが、もう普通になっちゃったね』と。
その通りです。
周りを見ると、
ほとんどのお客様がエコバックやエコ籠を使っています。
そして、思い出しました。
あのビニールのフクロを渡さなくなるための一連の取り組みを。
私は、ずっと生協で買い物をしています。
結婚した時に母が、『お祝いよ』と組合員カードを作ってくれました。
ですから、
生協がどこよりも早くに、買い物ビニール袋を渡さなくなった時も、
仕方ないよね、と協力的ではありました。
でも、とても上手く行くようには思えませんでした。
そして、生協がビニール袋を廃止する為の準備として始めにした事は、
ビニール袋を受け取らなければ、お金をくれる。ということでした。
そして……それに慣れた頃、
ビニール袋を受け取らなくても、お金は出なくなり、
貰えば有料に変わりました。
最初の頃は、違和感がいっぱいでした。
エコバックを忘れることもしばしばで、
有料袋の5円が勿体無くて…
でも、娘の言うとおり、
今ではビニールの袋があったことさえ忘れる感じです。
一体、習慣ってなんなんでしょうね。
よく考えたら、私の90歳にもうすぐなる母は、
ずっと買い物籠を使っています。
形こそ変わり、そして今は少し高級な買い物籠になりましたが、
ずっと、ずっと、ずーっと、
ビニール袋ではなく、買い物籠を使っていました。
今では、ご近所で有名なんですよ。
籐の買い物籠を下げて、さっそうと歩くご婦人として。
自分では当たり前と思っている習慣も、
実は、作られたもので、
なくてもいいものって、
結構あるのかも知れません。
家を建てたり、大型リフォームをする時は、
自分の生活習慣を見直せるいい機会かも。
当たり前になっているけれど、
なくても済むものを、
探して見るのもいいかもしれませんね。