新築
やはり人気の吹き抜けスペース・・・・
お住まいを外から拝見すると気になるのが、窓の位置であったりします・・・。
本日は、吹き抜けスペースについて 建築 堀岡が担当します。
窓の役割は、建物にとって、とっても重要であります。
採光・換気・デザイン 等々 眺望さえ窓の配置で敷地の価値さえご家族の中で変化してきます。
今回は、新築の設計の時に多い 「吹き抜け」のご相談について窓の関わりを少々ご紹介させて頂きます。
お客様のご要望は、明るい吹き抜けのあるリビング という当初からの希望がありましたので
奥様がキッチンに立った場所からも圧迫感を感じないように 階段も蹴上げのないスケルトンタイプに。
手すり子も ナチュラル感の演出性が高いと喜んで頂いてます。
①リビングから2階への階段をプランにいれたお宅の写真です。
②キッチンから見たリビング と吹き抜け部分の写真です。
敷地の両隣は、戸建のお住まいがありますので お互いの生活のしやすさを考えながら窓の位置を配置
敷地は、前に駐車場スペースは3台ほど確保できる奥行きがある敷地です。
①の写真を見ていただきますと空間に光りがどう入ってきているかがご覧いただけると思います
壁に陽があたり、吹き抜けの良さが 引き立っています。
夜の事も考え照明の位置、電球の交換の事を考え取り付け高さ等々 配慮されてます。
吹き抜けにすると あたたかい空気は高いところに集まるので
床暖を施工したりすることもあります。
写真③
こちらのお宅は、プロペラ付の照明を取り付け 空気を拡散する方法を取りました。
プロペラの横 吹き抜け2階部分にも窓があり、1階まで更に光を落としてくれています。
では、2階に上がってみます。
まるでカフェの様なおしゃれな空間を 演出してみました。
手すり子は、階段廻りだけではなく 奥のスペースも腰壁でなく手すり子を施工
色は空間のバランスも考え「ホワイト」で塗装仕上げです。
手前の机のスペースでパソコン作業ができます。配線関係もパソコン等使用できるようまとめてあります。
パソコン利用している時の 背面の壁厚さを生かし、壁一面 書棚になってます。
ご主人のお仕事が公務員 夜勤もあり、奥様とお子さんが寝室で寝ている時間も
自分の時間を過ごせるようにと考慮し こちらのスペースとなりました。
お子さんが大きくなったり こちらで勉強していると
1階でお料理しているお母さんが 子供さんの気配を感じ取れるスペースにも
なります。
人気の吹き抜け のスペースのご紹介でした。
反対に ライフスタイルが変化し、お子様が就職・結婚等で家族構成が変化して
空間を広くしておく必要もなくなり、暖房・照明コストを考え 吹き抜けを塞ぎたいという
リフォームのご相談もございます。
時と共に どうぞ、上手にお住まいを進化させてみてください。