リフォーム
【リフォームのご相談:造作家具】
本日、札幌の琴似で早咲桜を見ました。ここ最近肌寒かったので、陽のあたたかさを感じますとほっとしますね。
さて、本日は先日 マンションの一部屋を娘さんの進学と共に勉強机と本棚を造作家具で
作成したいというご相談を受けましたので ご紹介させて頂きます。
家ねっと 建築担当 堀岡
施工前: 陽が入る窓向きの 勉強机と本棚を作成されたいとご相談を受けました。
お住まいを拝見させて頂き、プランをご提示させて頂きます。
製作に入る前に再度お住まいにて空間の確認をさせて頂きます。
2週間後、いよいよ納品です。
今回、進学される娘さんのご意向を ご両親は大変尊重されていらっしゃいました。
机の大きさ、使い勝手、色選び・・・・施工する側は、空間にある 暖房パネル・コンセント・カーテン等情報を娘さんと意見交換をさせて頂きました。
その自立心を育まれる親御さんの 見守る姿勢がとっても素敵でした。
・奥の壁側には、暖房パネルがあり パネルの上部より、使用する時には暖気が上にあがってきますので
机は壁より 8㎝離して 奥行きサイズを決定
・机の天板がフラットですと 筆記用具が転がって暖房パネルの中に入ってしまう事もあるかもという事で
机奥側に 立ち上げをつけてます。
・暖房パネルは、向かって右に手で回す操作ダイヤルがついてます。暖房をつける時には手がとおる様
足 設定位置を確認
・お父様の考え方で 机を広く使わせてあげたいというご希望に 向かって左側がアールになっており
そこへパソコンを置く予定です。
2)本棚を設定
机 左手の壁に添って 本棚を希望されました。
壁 下部には、コンセント・電話配線が集中してます。背板の工夫
高さは躯体の梁下としました。
・本棚の高さを梁下までというご希望を頂き、床が現状 カーペット敷きですので
家具も耐震の事を考えながら サイズ設定します。
・側板には、コードのとおる口を空けカバーを両側板につけます。
造作(オーダー)の良さは、ご自身のご希望をご予算の中でおさめる工夫が可能です。
家具もお住まいと同じように、思いを形にすることが可能で楽しいですよ。
新築もリフォームも 家づくりは、住まう「場」を考えていく時間
そこには、ご家族の将来と思い出が 盛り込まれていきます。
今回、造作家具を娘さんと打ち合わせをさせて頂いた時に
将来、不動産を持たれる時に あの時こんな打合せをしてご両親は机を用意してくれたという事を
優しい記憶の中で 言葉として出てくれるといいな っと思いお引渡しを無事済ませ事務所へ戻りました。
リフォームの機会に是非、ライフスタイルにあった造作家具をトライしてみてください。既製品とは
一味 違う空間になりますよ。