エスコートランナー
お買い物♪
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
あれは、
6月のこと、
経営の勉強で訪れた富山で
高級イタリアンを食べつつ、
女性経営者4人で
おしゃべりをしました。
その中に
整理収納アドバイザーの広沢かつみさんがいらしたので、
ついつい、
夫への愚痴が出てしまいました。
『うちの夫、下着のシャツと靴下ばかり、
大きな引き出しにいっぱいあるのに、
また買うのよ!100枚もあるわ!
全く、意味がわかんない』
と、
私が言うと、
劇団を主宰するSさんが、
『それはね、ご主人には意味があることだから、
買うのよ。』と、言いました。
おおおお
なんだか、深い。
その時は、
話が病気に移り、
その話を忘れていたのですが、
先日、
主人のシャツを洗濯しながら、
ふと、思い出し、
《人はなぜ、買いたいのだろう》
と、思いました。
買い物は、
必要に迫られて!
が、一番健全と言うか、
無駄のない買い物で
ぜーんぶ、
必要に迫られたものだけ買っていたら、
お金がたまりそうです。
が、
実際は、
迫られるモノコトは少なくて、
です。
でも、買います。
で、
思ったのです。
『買うと言う行為に意味があるのだ』と。
もし、
この世の中にお金がなくて、
必要なものを
持って行っていいよ!
と言われたら、
買い物のようにワクワク感は、
ないのではないかしら、
と。
整理収納アドバイザーの広沢さんは、
只今、上海で大人気なんです。
上海でも富裕層を中心に、
断捨離が注目されているようです。
そして、
日本でも上海でも、
広沢さんにいっぱい教えてもらっても、
【買う行為】をやめられない人たちが、
いっぱいいます。
ふと、思い出しました。
私が子どもの頃は、
『買い食いをしてはいけません』
と、言われていました。
いつも、
なぜ子どもは買い食いをしてはいけないのか、
不思議でしたが、
いま、わかりました。
昔の人は、
【お金を出して、ものを買う。
それも、食べ物を買うと言う行為は、
麻薬的なものだ】と、
知っていたのですね。
お金を出して買う。
それも、美味しいものを!
そんな快感を子どもの時に覚えると、
『買いグセ』がつくと
わかっていたのですね。
そんな麻薬的な【買い物】に、
はまらない方法が、
しっかり家計簿をつけて
計画的にお金を使うこと。
おおおおおお
そうか、そうだったのか!
今更、じゃあ、
遅い?
いえ、家計簿はつけています。
そして、
娘や孫が帰ってくる夏休みと
冬休みは、
予算を増やして、
さあ!買いましょう!
チマチマしなさんな!です。
まあなんですね、
夫も私も、
そこそこ【買い物麻薬】に犯されていますが、
どうにか、破産はしていません。
それにしても、
【お金で買う行為】の麻薬性、
どなたか、
研究しないかしら。
エスコートランナー役の中野でした。