エスコートランナー
振り返って気がつく事。
家ねっと代表で
エスコートランナー役の中野です。
私、
夫の事は愛していますが、
日常生活では、
限りなく
自分が我慢して
生活していると
思っていました。
どうして、
壁に袋をかけるの?!ピンで!
どうして
しまわないの?!
どうして?!
は、数えあげるときりがない。
まったくう!
まあ、私も、
綺麗好きとは言えませんが、
それでもセンスも悪くないし
10年前にリフォームをした時は、
学生時代から
付き合いの深かったデザイナーに
お願いをしました。
まだ、家ねっとは
影も形もありませんでしたから。
無垢の板材、珪藻土を使った、
それはそれは
素敵な空間が出来上がりました。
気になっていたマンション特有の
梁も目立たなくなりました。
で、
近頃、
古くなったお風呂のリフォームを
どうするかで夫ともめました。
その時
急に気が付いたのです。
そう言えば、私は、
夫の意見を頭っから、
ダメ!と決めつけていたような。
確かに、
私たち夫婦の感覚は
かなり違います。
そうですね〜
夫は、フレンチもイタリアンも、
かしこまった和食の席も苦手です。
居酒屋一本槍、
お高いカウンター席はかろうじていい。
私は、
かしこまり!だーいすき!
たまにはいいじゃん!
みたいな感じです。
これが
家にも現れています。
できれば
ものを少なくして、
ぜーんぶ隠す収納ができたら
私のストレスは減るのです。
でも、
夫は、
手に届くところに
全部出すのが好き。
ぶら下げ収納?も好き。
で、
先日、
夫が座椅子を買ってきました。
ニトリで。
私は気がつきました。
夫は、ずーっと、
座椅子に座って、
テレビを見たかったのだと。
私の正直な気持ちは、
うちの居間に、
座椅子は合わないじゃん!
でも、
居間の主人公は
私たち二人、
まあいいか。
珪藻土に無垢材の床
洒落たロールカーテンに澪工房のソファー。
そこに
ニトリの座椅子。
良いことにしました。
夫は、10年間我慢をしてくれたのだから。
私は、自分がエスコートランナーなのだし、
来年のユーティリティーのリフォームの時は、
エスコートランナーはつけなくても大丈夫!
と思っていましたが、
やはり、エスコートランナーを
つけてもらう事にします。
夫の意見を取り入れて、
なおかつ、
私と喧嘩にならないために。
夫婦で譲り合い、
そして、お互いが満足がいく為に、
優しい第三者のエスコートランナーが
必要なのだと思います。
深い気づきと反省をした
エスコートランナー役の中野でした。