エスコートランナー
気力と化粧の関係は？
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
皆さんは、
お化粧はいつもされますか？
私は、
ズーーーーとすっぴん推奨派でしたが、
ついこの間から、
【美しさへの挑戦！】を始めたのですが。。。。
先日、
久しぶりに会った85歳の叔母から、
身だしなみと若さについてを
学びました。
この叔母は、
昔は絶世の美女だったそうで、
そのせいか
若い時から、スッピンでいることはなく、
高齢になっても
お化粧をせずにゴミ出しに行くことも
絶対しないそうです。
その叔母が、
昨年、病気で倒れ、
そのあと
体が動かなくなり、
要介護4の診断を受け、
一時期施設に入ったのですが、
『おばちゃんさあ、
こんな年寄りとは居られない！
と思って、
リハビリを頑張ったの。
そしたら、
要介護1まで回復して、
自宅に戻ったんだよ。』
と、
話してくれました。
私は、それもすごいバイタリティーと
思いましたが、
何と言っても
病気が落ち着き、
口がきけるようになって言った第一声が
『お化粧道具を持ってきて』
だというのに
驚かされました。
そして、
施設でも
毎日欠かさず化粧をし、
デイサービスを受けたくない理由が、
髪の毛を染めていない！
という事だったそうです。
すごい！と思いました。
女性でも男性でも、
人から見られる自分を
意識できなくなると
老いが早くなると思います。
そして、
いつまでも若く美しくいたい！
と思う心が、
本当に、
体を元気にしていくのですね。
その叔母は今、
マンションで歩行器を使いながら、
娘と生活をしていますが、
その娘は夜勤もある看護師で、
ご飯作りは、
叔母が担当だそうです。
『歩行器なしで歩いてはダメ。
と言われるんだけど、
一人の時、
こそって練習するんだわ』
と叔母が言うので
『それは危ないからやっちゃダメよ』
と言うと
大きな声で笑っていました。
久しぶりにあった叔母は
赤いベレー帽に花柄のスカーフをまとい、
やっぱりしっかりと
お化粧をしていました。
私はといえば
疲れ切った顔に
お化粧は剥がれ落ちていました。
だって、
もう一人の叔母の看病を
していたのですもの。
寝ている妹に
赤いベレー帽の叔母が言いました。
『Iちゃん、早く元気になるんだよ！』
本当です。
何事も気力ですものねー
私も
赤いベレー帽の叔母のように
要介護4から1になるほどの
明るい精神力を持ちたいと思いました。
まずは
すっぴんで人前に出ることを
恥ずかしいと思う気持ちを
持とうと思います。
エスコートランナー役の中野でした。
