エスコートランナー

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今でも誕生日、年をとるのは大好きです!

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

近頃
同年輩の方やもっと年上の方から、

『歳を取るって悪いことじゃないですね』
というお話をお聞きします。

たしかに
体力は落ちるし、

目も薄くなる。
でも、それ以上に

良いことがいっぱいあるような気がします。

私はたまに
学生さんや生徒さんにお話をする機会があります。

そんなときに
お話をするのが、

昔読んだいわさきちひろさんの自伝です。

岩崎さんは子どもの絵を描かせたらピカイチ!
見る人がみんな、自分の子どもを描いた絵と思うほど、

子どもの特徴を掴んだ愛くるしい絵です。
そのいわさきちひろさんが、

『私は若い頃に戻りたいとは
思わない。

あんなに人間としても未熟で
絵が下手な私には戻りたくない』

と、書いていました。
私はそれを読んだときは

まだ、三十代前半だったと思いますが、
その時でさえ、同感しました。

そして
今は、もっと同感です。

先日便りをくれた知人が
こんな事を書いていました。

『ここに来て、大雨から吹雪
と、まだまだ冬は終わらんぞ!!と、最後の力を振り絞って
大暴れしているように感じます。
人は黙ってじっと耐えるしかない。
この頃、それがすんなりできるようになって来ました。
年ですかね』

わかる!
すごくわかる!

と思いました。

若いときは、なんでだ!どうしてだ!
と、すぐ肩を怒らせていたのが、

耐えられるようになるのです。
それも無理にではなく、

仕方なしでもなく、
諦める訳で見なく

強いて言うなら
受け入れられる。

と言う事でしょうか。

年を重ねるほどに
自分は自然や周りの人たちに

生かされていると
感じるようになるからかも

知れません。

辛い事
悩み事

色々あるけれど
生きているから

辛いし
悩む

その知人は
瀬棚で養鶏をしています。

自然農法なので
吹雪の中でも大変な思いで働いているでしょう。

たとえそうであっても
じっと耐えながらやるべき事を

一歩一歩進めるしかない。
そんなことができるようになるのが

年を重ねること。
ただし、

良い年の重ね方をしないと
耐えられるようにはならないともわかってきました。

良い年の重ね方には
卒業はないと思うこの頃です。

エスコートランナー役の中野でした。

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