家ねっとBlog
一歩を踏み出してみること。
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
皆様は
『空き家対策』という言葉を聞いたことがありますか?
親の住んでいた家が空き家になり、
それが放置されて社会問題になっているのですが。
私は何度か
その勉強会に行ったのですが、
うーん
何か少し違うなあ。
と、
いつも思っていました。
それは、
空き家イコール困ったもの。
で、
街のお荷物であり、
所有者のお荷物である。
的な感じが、
今ひとつ
納得できませんでした。
それが、
NPO法人小樽民家再生プロジェクトの活動を通して、
大切なことが見えてきたのです。
このNPOは、
小樽の古い民家を再活用させるための
マッチングをしているのですが、
多くの古い建物の所有者は、
親や先祖が残してくれた建物を
むげに壊せない。
という気持ちが強くあるのです。
それで
もし使ってくれる人がいたなら。
という思いを
もっているのです。
もちろん、
中には、すぐに手放したり、
壊す方もいらっしゃいますが、
それができずに
悩まれている方が
多いのです。
かく言う私も
その一人です。
親がつくった家には
親の思いが詰まっているから、
庭木一つ
避けるのでさえ
悩んじゃうんです。
そこで、
気持ちもすっきりさせ
親の家を生かす方法もある!
と言うセミナーを開くことにしました。
どんなことも
まず、心の整理ができて
よし!
と、心が決まらないと
すすみません。
政策をつくったら、
空き家がなくなる。
と言うものでもないと思います。
で、
次には希望!
もし、
親の残した家を喜んで使ってくれる人がいたら。
この家、無理でしょ?
と、決めつけずに、
こんな家も
あんな家も
生き返りました!
と言う事例を見ながら、
そして、
自分の親が残してくれた家を
見つめながら、
『空き家対策』ではなく、
家が生き返ることを
一緒に考えて見ませんか?
10月22日に 13時半から
エルプラザにて、
セミナーを開きます。
ご興味のある方はホームページから
お申込み下さい。
エスコートランナー役の中野でした。