エスコートランナー
変われば変わるモノ
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
ワタクシごとですが、
昨年から突然、
着物を着ます！
女性になりました。
なんだか、
着物ごときで大袈裟ですが、
この変化は
自分にとってはおおごとでした。
私は子供の頃から着物が大好きで、
これまた着物好きの叔母に可愛がられ、
大人になったら、
絶対いっぱい着物を着るぞー
と思っていたのですが、
実際は髪の毛を踏み乱した生き方で、
着物なんて！
みたいな感じでした。
その着物好きの叔母が亡くなった時、
一応形見で、
たくさんの着物と帯を貰ったのですが、
一体いつ着るんだか。
状態でした。
それが昨年末、
実家を取り壊すことになり、
実家にもあった着物を合わせると
結構な枚数になり、
これを着ないのはなあ。。。
と思っていたら、
社員の結婚式があって、
なんと15年ぶりくらいで
訪問着を着たのです。
そーしたら、
着物ゴゴロが戻ってきました。
このたくさんの着物を着たい。
そう思ったら、
不思議に着る機会が
増えました。
正確に言うと、
着物を着ていっても、
洋服でも良いけれど、
みたいな会です。
私はとにかく、
もらった着物は喪服以外、
全てを一度着てみよう！
と決めました。
もちろん、
一人では着られませんから、
着付けに行く時間も
多く必要です。
帰ってきたら、
着物はしばらく汗を飛ばし
汚れた襟元の汚れを取って
畳んでしまう。
なんて時間も必要です。
今までだったら、
忙しくて
そんな時間ありません！
だったのに、
着たい。着よう。
と決めたら、
その時間は億劫では
なくなりました。
そうそう、
私、針箱がないほどの不器用なのに、
今度、半襟のつけ方も習うんです。
ならば、
まず練習をしておこう！
と、
針とまち針と糸を買い、
半襟を見よう見まねで
つけました。
1回目は2時間以上かかりました。
2回目は、なんとか1時間半くらい。
それも、
何度にか分けて。
不思議
以前はそんな時間はもったいない。
と思っていたんですよ。
それが楽しいのです。
結局、
着物の着付け教室にも
本格的に通うことに
しました。
夫は、
これ以上忙しくしてどうする！
と思っているようですが、
着物姿の私は嫌いじゃあ無いようです。
時間って、
必要だと思ったら作るんですね。
あんなに嫌だった針が
楽しいなんて。
因みに、
針を持ったことがないから、
指に刺しちゃって、
半襟にシミがつきました。
でも、
それもまた良し。
一回着て
洗濯しようと思います。
長襦袢も半襟も
洗えますのよー
明日も、
着物で夜はお出かけです。
袷の着物は、
あと一枚で全制覇予定。
日本人に生まれて
よかった！
それにしても、
私も変わったものだわ。
人生は面白い。
エスコートランナー役の中野でした。
