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眠りから覚めた着物たち

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

なんだか
よくわからないうちに

6月に入りましたね!
私は、

19日のセミナー準備やらをしつつ、
着物の着付け練習をしています。

なぜかというと、
セミナーの内容は、

実家を取り壊すにあたっての
私の心と実際の顛末なのですが、

取り壊す前に
実家から持ってきた

わずかなモノの中に、
祖母の着物があり、

セミナーでは、
その着物を着ようと思っているからです。

あと数日で
取り壊しが行われるという時、

ずっと物置状態だった
祖母の部屋のタンスから、

着物などが見つかりました。
祖母が亡くなってはや30年。

祖母のものは
ほとんど処分したと聞いていたので、

そのデコラのタンスを
開けることはありませんでした。

見つけたのは
姪っ子でした。

着物がたくさん入っているよ!

そう言われて見てみると、
何枚もありました。

時間がなくて
しっかりみることはできず、

とにかく持って帰ろう。
と、

夫の車に積みました。
長い間、タンスで眠っていた着物です。

着られるかわかりませんが
そのまま捨てる気がしませんでした。

着物たちは湿気ていましたが、
カビも生えず、

虫食いもなく、
しばらく虫干しをすると

まだ着られそうでしたが、

私自身が
着物を一人で着られませんから、

どうしようかと思いましたが、
いや、着られるようになろう!

と、決意しました。
本当に決意です。

叔母の形見の着物も
山ほどありますが、

うちのタンスで眠っていました。
それでも、

なぜか去年の秋から
着物を着る機会が増え、

もちろん、
着付けをして貰っていましたが、

着物に袖を通すことが増えると、
着物になれるというか、

日本人の心が目覚めるというか、
自分で着たい!

という思いも
強くなりました。

そんな時です。
着物で出かけた席で、

家ねっとのお仲間、
堀岡さんが、

札幌きもの学院の
遠藤先生をご紹介して下さいました。

渡りに船とは
このことでしょうか。

私は、
着付けを習うことになりました。

タンスに眠っている、
叔母と祖母の着物を

無駄にしたくない。
その一心です。

喪服以外の袷の着物には、
全部袖を通しました。

汚れが目立ったものは

クリーニングに出しました。
そして、

これからは
夏物、単衣の着物です。
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地味に思えた着物たちですが、
よく考えたら、

祖母が、
それらの着物をしつらえたのは、

ちょうど私の年齢ですね。
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夏物の帯は一枚だったので、

少し買いました。
小物も少しずつ揃えています。

クリーニングから戻ってきた紗の着物、
見違えるほど綺麗になって、
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祖母の嬉しそうな顔が
見えました。
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6月19日11時から
札幌第一ホテルにて
参加費昼食付き3000円 定員10名です。

エスコートランナー役の中野むつみでした。

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