暮らし方
母と私のあずましい暮らし その2
本日は、90歳の母と二人暮らしを開始してまるふた月になった
鈴木いずみが担当いたします。
空間づくりを仕事にしているので、
自分の暮らしを快適にしたい気持ちが強いほうです。
が、二人暮らしになって、半分は母のあずましいを実現するため
ソファを母のものと入れ替えたことなど先月(8月1日付)
のブログに書かせて頂きました。
その後も、母のあずましいものたちがリビングで増え続けています。
夫が使っていた部屋を空けて母の部屋にしたのですが
日当たりの良いリビングがお気に入りのようで、デイサービスのない日は
ほとんどリビングで過ごしています。
今週は、わあ!びっくり
テレビの下に父とのツーショット付きの時計(写真立て付き)が置かれています。
父が勤務していた企業の記念行事に配られたものらしく、
若き日の父と母が笑顔で幸せそうに映っています。
これは下げて下さい、と言いにくいなあ♡
他にも気づかないうちに、増えているものがあり
私が何もコメントしなければ、置いてもいいよ、というサインになるという形に落ち着きました。
ちりめんのミラーは母がデイサービスで作ったもの
隣の一輪挿しには自分でハーブを摘んで、好きな花と一緒に挿しています。
施設で計5年を過ごし一軒家にやってきた母は「こんな暮らしをしてみたかったの」
と呟きました。
一歩引いたり、出たり?、できるだけあうんの呼吸で、お互いのあずましい環境を作ってい
こうと思う最近です。
昨日の家ねっとブログで沙織さんが「とりあえず」という言葉をやめて断捨離実行、
という記事を書いていましたが、三周忌を終えた夫のどうしても手を付けられなかった事務所
をものすごい勢いで片付けています。
そうしたら、家の中に凄く良い風が、良い気が通るようになった気がするんです。
こんな風に心に変化をもたらしてくれたのは、母が家に来てくれた事も大きいと思います。
感謝して、母を大切にして生きようと今日も思う私でした。
母の感性で活けられた花は生命力であふれているように見えて写真に収めました。