エスコートランナー

家と心

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

先日、
TTMゆいのインタビューで

上富良野に行った。
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インタビューをする方は

同年輩の女性で
シングルマザーの走り、というか、

保母さんをしながら
3人の息子を一人で育てた方。

で、
上富良野には移住されてきて

ステキな家を建て一人住まいだ。
すごいのは、

建てた家はこの家で4軒目ということ。

『退職金で建てたから、
お金ないけど』と、

笑っておられたが、
借金もなしということだから、

『今が一番自由で気まま』だそうだ。

すごい。
私は、この女性の三男と友人なのだが、

友人と言っても三十半ばの人だから、
彼の方は、

友人ではなく
なんと思っているのかしら。

まあそれはさておき、
彼はお母さんの家に物が多いと

私に嘆いていたが、
私にはそうは感じられなかった。

事前インタビューと
本番インタビューと

2回ほどお家に入ったが、
確かにものは多いけれど

非常に落ち着く家なのだ。
なんというのか、

暮らしがあったかい感じ。

近頃思うのは、
ものが多いから落ち着かないとかでは、

ないんじゃあないかな?
ということだ。

逆に、
ものがなさ過ぎて

落ち着かない家もある。
じゃあ、

ものが少なすぎると
落ち着かないか?

というと
それも違うようだ。

私の知り合いの家は、
食器棚がスカスカ、

一段に瀬戸物が
3枚3種類ずつ。

部屋には全くものが出ていなくて、
これ以上ものがない家は見たことがない!

というほどないが、
非常に落ち着く家だ。

なんというのかなあ、
住んでいる人の魂が

家には、
住みついているのではないかと

思うのだ。

きっと
断捨離は、

その魂の洗濯なのだろうな。
魂が透き通っていたら

家にものが多くても
少なくても、

あったかくて
気持ちの良い家になるのでは?

なんて
近頃思う。

かく言う我が家はどうだろうか。

実は、
今はあったかい家だと

自信を持って言える気がする。

それは私の心が
家に向いているからだ。

あ、ただし、
掃除は超手抜き。

何せ、
家事よりも自分のしたいこと優先だから。

それでも、
心が家にあることを実感している。

本当に
『家』って不思議である。

10月19日の家ねっとセミナーは
メンバーの白藤さん、吉木さん、鈴木さんに

私がインタビューをしながら、
それぞれの住まい方、心の変化を話して頂き、

家について
ちょっと違う角度で考えてみる機会に

して頂こうと思っている。

それにしても
上富良野は良いところだった。

十勝岳、
夕張岳に挟まれた丘の町。

4軒目の家を
上富良野に作った彼女の気持ちが

わかる気がした。

エスコートランナー役の中野むつみでした。
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