家ねっとBlog
吹雪の日に思う。
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
本日の北海道は
ひどーい荒れ模様との予報だったけれど、
朝は静か。
こんな事を言うと怒られるが、
静かな天気に
ちょこっと寂しい感じがするのも事実。
お仲間の榎本麻子さんは石狩に住むから、
『中野さーん、いい加減にして下さい!』
と言うと思うけれど、
どこか嵐に惹かれる私。
で、
午後からは予報通りに
窓の外は荒れてきた。
あ、わかった。
我が人生、
どこか周りに嵐が吹いているが、
私が嵐を求めているから
嵐が寄ってくるに違いない。
で、
雨降って地固まる。も、好きな言葉だから、
嵐の後は
全てうまくいく。
が、
できれば
嵐が来なくて
地が固まる方が良いのだから
心を入れ替えて
心静かに生きようと
家中に花を飾る事にした。
先に逝った愛するご先祖さまたちの周りはもちろん、
食卓テーブルの上、
テレビの左右。
着物を着る部屋、
玄関。
そして、
居間にある小さな本棚の上。
定期的にお花を買っているので
まだ元気!の花があると
飾る場所がどんどん増えるのだ。
今は、
その本棚の上に
義母が昔作ってくれた紙人形のお雛様が
鎮座しているが、
その両脇にも花を飾っている。
先日、どなたかが
Facebookで投稿していたけれど、
天皇は神ではなくて
神に仕える最高峰の方だそうだ。
と言うことは、
雛人形は、
神様に一番近いところにいるお人形かしら。
と思い、
縁起担ぎではないけれど
やっぱり毎年飾って
花も置こうなんて思っている。
コロナのおかげか
昔は科学が1番だった私も
そんなふうに思えるようになった。
そうそう
花を飾って思うのは
その終わらせどき。
完全に枯れて
踏ん切り良く捨てられる花もあれば、
薔薇のようにドライフラワー化して
捨て時を悩む花もある。
大体は、
色々活け直して
諦めがつくまで花瓶にいて貰う。
そして、
木化する花は
いつ買ったか忘れるほど
長く元気で居てくれる。
お正月に頂いた花は
芽から黄色い小さな花が咲き、
それも次から次へと咲いて
今も食卓テーブルの上で新年を祝ってくれている。
さーて
今年はどんな年になっていくのかな。
せめて
自分の心を柔らかく温かくしていられるように
花を飾る余裕だけは
忘れないでいよう、
なんて思いながら
窓の外を見たら吹雪がひどくなっていた。
皆さま
お怪我などなされませんように!
私も今日はおとなしく
していようと思う。
エスコートランナー役の中野むつみでした。