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母思い…
家ねっと代表の中野です。
人生も59年近くなり、近頃変なことを思います。
それは、電化製品の三種の神器を含め、
主婦を楽にしてきたものの発明は、
母を思う息子たちが、成したものではないかということ。
私は、女性が自分の家に対する思いを上手に伝えるお手伝いをしようと、
エスコートランナーのいる【家ねっと】を立ち上げましたが、
家を作る男性陣の心の底には、
お母さんへの思いがあるような気がこの頃するのです。
テレビはさておき、
食べ物が腐らなければお母さんはどんなにか助かるだろう。
洗濯を機械がしたら、お母さんは冬の寒い中、手にアカギレを作らないのに。
ご飯が勝手に炊けたら、お母さんはもう少し寝ていられるのに…
そんな思いが、冷蔵庫や洗濯機、炊飯器を作らせたのではないかと、
思うのですよ。
いやあ、それは息子を美化しすぎとお思いか?
うちの息子はそんなことは微塵も思っていないわ。
お弁当の中身に文句ばかりいうし、洗濯物は溜めて出すし…
でもね、世の男性はそれはそれは、
母親を愛してやまないように思うのです。
じゃないと、まだ女性がビジネスにほとんど参加していない時に、
家事を楽にする電化製品が誕生しないと思うから。
でも、残念な事に愛の表現が、言葉の伝え方が男性は下手なのです。
海外の男性は知らないから日本の男性ですが。
母や妻に思いを上手に伝えられず、
また、反対に母や妻の思いを早とちりして、
真逆の行動に出てしまいやすいのが日本の男性には多いような気がします。
だから、
コミュニケーション能力に長けた女性たちが、
男性の大工さんや設計士さんの間に立つことが必要なのではないかな、
と思いました。
母親を大事にする男性は、基本的に女性を大事にする仕事をするはずです。
そんな思いで、エスコートランナー役を承りたいと思っています。