リフォーム

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大型リフォームを考えるなら・・

家ねっと代表の中野です。

今日は、築年数が、結構経過した家のリフォームの考え方・・というか注意点を少し述べます。

みなさんは、テレビのリフォーム番組を見ながら、『これだけ作り変えるなら、新築した方がいいのでは?』と思ったことはありませんか?

あの番組は、リフォームの番組ですから、新築にしてしまっては元も子もないわけですが、築年数が経ち、尚且つ手入がされていない建物をリフォームする時は、かなりの金額をかけて行うことを覚悟しなければならないことをあの番組は教えていると思います。

私は昔看護婦をしていましたが、家と人間の身体ってすごく似ているな、と近頃思います。

例えば、癌を知らずに何年も何事もなく過ごしていた人が、癌の摘出をした途端、

急に転移し、または、急に全身状態が悪化したという話をよく聞きますよね。

実は、家も一緒です。築80年の木造家屋、ほとんど手入らしい手入をしなくても人が住んでいる間はそれなりに住めたのに、住人がいなくなった途端、見る影もなく倒壊寸前になることが多くあります。

80年たっていなくても、大型リフォームをした途端、家が傾いたなどという話もあります。

別に工事が悪かったわけではなくてもです。

これは、家も人も使い続けているうちは絶妙なバランスで保たれているものが、手を(手術を)することにより、バランスが崩れてしまうのです。

人の身体にメスを入れる時も、年数が経った家を大型リフォームをする時も、慎重な決断が必要ですし、事前の術前検査も重要です。

リフォーム番組のように、結局、

基礎も変え、柱も天井も変えるなら、建て替えを考えることも必要かも知れません。

リフォームをして残すのか、新しくするのか、予算、暮らし方、そして思い出など大切にしたいものを考慮して、考えなくてはなりません。

そして、何より、家も身体も日常のお手入れ次第により、健康で長持ちし、大型リフォームや大型手術にも耐えることが出来ます。

まずは、人なら栄養、睡眠、運動から、

家なら、換気、お掃除、定期的な塗装から始めましょう。

日頃の生活が未来の幸せを左右します。

昔看護婦の中野からの一言でした。

 

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