暮らし方
香りのある暮らし-3
「家ねっと」広報担当の工藤です。
今回は、身内の話題です。夫の兄弟は年齢が離れています。
一番上の兄夫婦とは、親子ほどの年齢差があり、夫共々わたしも親しくさせてもらっています。
その兄夫婦が、長年住み慣れた家を離れ、高齢者施設に入居が決まり、あっという間に引っ越しということになりました。
新しい環境に馴染めるだろうかと気になっていましたが、室内にあいそうな家具を、兄夫婦と施設の担当者に相談しながら用意したところ、とても気に入ってくれたのです。そのうえ、テーブルに置いても邪魔にならない大きさのクリスマスツリーをプレゼントすると、喜んでくれました。室内も明るい雰囲気になり、こころなしか兄夫婦の笑顔が増えたように思いました。
兄夫婦の笑顔をみているうちに〈香り〉を使った快適空間の工夫を、自分以外の人にもしてみようかなと思うようになったのです。
年齢が高くなると香りを好ましく感じるようになるという研究報告もされています。臭覚の能力は低下しますが、香りは高齢者に楽しみや喜びを感じさせてくれるのです。（日本アロマ環境協会【機関誌】No.77 「加齢と臭覚の関係」より）
この一文とデータに出会ってから、
この次に兄夫婦に会いに行くときには、ほのかに香りが立ちこめるセンサーのディフイザーとアロマオイルを用意しようと考えています。
長年住み慣れた自宅のようにはいかないとは思いますが、快適な空間でティータイムを楽しむ兄夫婦の顔を思い浮かべる年末です。
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