その他
大事なもの…ですね。
家ねっと代表の中野です。
今日は、ちょっと大事なお話を…
それは、ご先祖様をどうしますか?
と言うお話です。
今は、家を新築する年代が若く、
家を建てる時はまだ親が健在で、お仏壇は実家にある。
と言うおたくが多いように思います。
また、我が家のように、長男ではない家もありますよね。
さてさて、そんな我が家のような家も時がたち、
愛する両親が旅立つ日が来ます。
我が家は、9年前にその日が来ました。
義母がなくなりました。
大好きな義母でした。
悲しくて、家中に義母の写真を飾りましたが、
お仏壇は義父が守っていました。
そして、私の父が亡くなりました。
実家は神道なので、
実家には立派な神棚があり父はそこに祀られました。
私は、やはり、父の写真を飾りました。
そして、義父も亡くなり、
私を本当の子供のように可愛がってくれた叔母夫婦も亡くなりました。
私は、義父母、父、叔母夫婦の写真を飾りましたが、
お仏壇も神棚もないというのは、
中々の困りものだと気がつきました。
人間は、悲しい時、嬉しい時、
亡くなった親や親族に報告したくなるようですが、
その対象と言いますか、その場所がないというのが…
落ち着かないのです。
仕方なく、私は居間の隅にコーナーを作りました。
父、義父母、叔母夫婦の写真を一箇所にしたのです。
私の席の真向かいです。
家計簿をつけながら、
本を読みながら、ふと顔をあげると写真と目が会います。
語りかけたり、涙ぐんだり、
笑いかけたり…
大切なコーナーです。
でも、年のせいかしら、
やっぱり、お仏壇とか神棚とか欲しいなと、
思うようになりました。
和室もなく、
もともとその発想もなかったマンションです。
次のリフォームの時は、
何か考えないと…と思うようになりました。
家を新築する時、
そして、定年後の大型リフォームをする時、
そんな将来を考えることも必要かも知れませんね。