エスコートランナー
開けっ放しの季節到来!
家ねっと代表で、エスコートランナー役の中野です。
やっと、夏らしくなってきたと思ったら、
暑過ぎたり、雨が降ったりと、
今ひとつの北海道の夏ですが、
やっぱり、晴れた日は気持ちがよく、
クーラーを入れるより、
窓を開け放したくなる私ですが、
本日は、
【映画寅さん】を見ていて思う《習慣の差》について。
我が家の土曜日は、
BSで寅さんを見ます。
寅さんは、途中から年二回公開になったので、
お正月の場面が、一週おきにあるのですが、
それを見るたびに思うこと、
それは、『なんて、開けっ放しなんでしょう!』と言う事です。
本州のお正月は、
けして、ポカポカではありません。
かなり、寒いですが、
お団子屋さんの引き戸だけでなく、
茶の間も仏間も、
開けっ放し、おまけに窓までです。
それを見るたびに、
奈良の大学で4年間過ごした娘と、
『ほんと、本州の人って、
冬でも窓を開けるよね、
それで部屋の中でジャンパーを着てたりする。
習慣って、凄いね』
と話します。
多分、湿気の多い本州では、
冬でも家を開けっ放しにする事で、
木材を乾燥させて、
家を長持ちさせたのだと思います。
それが、習慣化して、
暮らしている人も、
締め切った中では、息が詰まるような気がするのかも、
知れません。
本州の昔からある日本家屋は、
風がよく通り、
日差しを遮るように出来ていました。
今は、北海道だけでなく本州でも、
高気密高断熱になっているようです。
冬は暖かいですし、
結露もおきにくいですが、
それでも、
春から秋にかけては、
窓を開けて、
家中に風を通す事が必要です。
人間の歴史の中で、
習慣化された事には理由があるように思います。
もっとも、
寒がりの私には、冬に窓を開ける勇気はありません。
せめて、
やっと訪れた夏!太陽がこんにちは!
の日には、
家中の窓を開け、
出来ればクローゼットの扉も開けて、
湿気を全て外に出したいものです。
ついでに、
大掃除も良いかも知れません。
夏の太陽を喜ぶのは、
【家】も人間と一緒だと思います。
エスコートランナー役の中野でした。