エスコートランナー
日常的に頭を使う生活?!昔の人はえらい!
家ねっと代表で、エスコートランナー役の中野です。
今日は、私の母の教えから、ちょっと思ったことを書きますね。
私の母は、90歳。
今でも、一人で暮らしています。
有難いことに、介護保険の恩恵は使う事なく、
支払うばかりの生活です。
その母が、昔、私によく言っていたことを、
先日、急に思い出しました。
それは、『から手で帰ってこない!』です。
空手は、もちろん、武道の空手ではありません。
例えば、
洗濯物を仕舞いに二階に上がったとします。
その、帰り、二階から下に戻るとき、
『二階から、下に持っていくものはなかったかしら?』
と、
常に考えて生活をしなさい。
二度、同じ動作を繰り返さずに済むように、
頭を使いなさい。
と言うことです。
私は、なんども怒られました。
おかげで、
この『から手で帰らない。』は、
習い性になりました。
とは言っても、
しまった!また、無駄に動いた!
と思う事はしばしばですが。
この習慣がつくと、
次は、無駄に動かない動線や、
無駄に動かない収納など、
それぞれの生活スタイルに合わせた工夫も生まれます。
例えば、
いつも同じ事を繰り返す忘れ物、
置き場所を変えたいんだけど、
使う場所が2箇所あるし…
などは、
リフォームの時に、
その場所を一つにする、
近づけるなどの工夫もできますね。
でも、
『から手では、帰らない。』
と言う頭の使い方は、
忘れては行けません。
母が、90歳になっても、
元気に一人で生活ができているのは、
若い時からのこの、
『日常的に頭を使う』習慣が、
大きいのかも知れません。
エスコートランナー役の中野でした。