エスコートランナー
学びに学ぶ?
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
先週末は、
学びの週末でした。
金曜日は、
なぜ、ニセコは世界のニセコになったのか!
その現在と過去を
当事者の外国人ロスさんのお話や
一緒に関わられてた
倶知安の日本人のお話をお聞きしました。
まさに
びっくり仰天!
そして
どんどん日本から離れていく感が強いニセコに
衝撃を受けた中野でありましたが、
もうひとつ、
衝撃的だったのは、
自分の知らない自分を見ちゃったこと。
それは、
ロスさんや倶知安のみなさんの
お話を聞きながら、
『わああ!すごいじゃん!』
と思う自分のほかに、
『そんなに外国人に土地を売っちゃってどうするの?』
と、
冷ややかな自分がいたのです。
え?なんで私、
そんな風に思うの?
自分で自分が不思議でした。
で、気が付いたのです。
あ、私、
日本人が一番だ!と思っているんだわ。
外国人に対して
上から目線!
それも
白人にはまだ寛大だけど、
中国人には冷たい。
あーーーー
どうして?
おかしいなあ
私は、差別感が嫌いで、
世界は一つ!
と、思っているはずなのに、
この感情は何?
びっくりしました。
でも、またまた不思議です。
そう気がついた途端、
差別感が無くなっていきました。
正確に言うと
なくなったというより、
軽くなった感じでしょうか。
そして、思ったんです。
みんな同じ人間だから
白人でも中国人でも日本人でも、
良い人もいれば悪い人もいる。
だから、
どんな時でも
普通に誠実に同じように
接すればいいのだと。
自分の中に差別感や排他的なところがあると、
気が付いていない時は、
もっと心が硬かった気がします。
そして、
次の日、
土曜日は兼ねてから楽しみにしていた、
【嫌われる勇気】の著者、
岸見先生の講演会でした。
まさに
私の心の中では、
ベストマッチです。
先生のお話も
スーッと心に入りました。
すべての人は
そこに存在するだけで価値がある。
誰でもです。
と仰る岸見先生。
それは宇宙規模のお話のようでしたが
難しいことはわかりませんが、
世界中、
みんな存在すると言う価値が一緒なら、
すべての人を
認められる自分になりたいと
これまた
62歳にして
哲学をした気分でした。
いつの世も
出会いは、自分の鏡とも言いますが、
ニセコでの出会い、
岸見先生の講演会、
これすべて、
今の自分にとって
大切なことだったのだと
思いました。
学びにも
年齢制限はありませんね!
エスコートランナー役の中野でした。