エスコートランナー
『気』は、存在すると思いますか？
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
明日は、いよいよセミナーです。
お話をさせて頂く私の方が、
なんだかワクワクしています。
きっと
集まってくださる皆さんの持っている素晴らしい『気』を
共有できることが
嬉しいのだと思います。
私は以前は科学的なことしか
信じませんでした。
でも、
近頃は、
『人間も宇宙の中で生きている』こと
目には見えない『気』が存在することを
信じるようになりました。
私は、父方の祖父母や叔母たちと
大家族の中で育ちましたが、
その叔母の中に
私の生き方考え方に多大な影響を与えた人がいます。
現在、82歳ですが
9年前に倒れ、
ずっとベット上の生活で
手足はほとんど動きません。
この叔母は、
道庁の元職員で、
土地収用委員会事務局長と言う大役をしていた
キャリアウーマンの走りのような人でしたが、
退職後は
中国の黒竜江省で
自治体の役割みたいな指導もしていました。
倒れた時も、まだその活動をしており、
動けなくなったことは
本当に残念だったろうと、
私は、もと看護婦として
自分を長い間責めていました。
その叔母が
10月16日に急変し、
医師から危篤を告げられ、
私は暫く、病院に付き添っていたのですが、
なんと！
奇跡の復活を致しました。
実は、
危篤状態の時、
叔母は一回だけ、
目をキリッと開けて
私を強く見つめた時がありました。
その目は、
『私は、まだ死なない！』と
言っているかのように、
私は感じたのですが、
叔母は、本当に持ち直しました。
9年間、
一口も食事をすることができず、
手足はほとんど動かず
ベットの上の生活です。
お医者さんも看護師さんも、
『さすがです！』と、
その気力に、
びっくりされていました。
気力のみで、
誤嚥性肺炎を自力で治したのです。
私は、病院に付き添うことで、
叔母の病院での世界を知ることができました。
看護師さんや介護士さんとの
人間としての関わり、
叔母が信頼している理学療法士の先生からは
叔母のリハビリのお話を聞きました。
クラシック音楽の【イントロドン！クイズ】では、
いつも全問正解だったとか。
また、新しい療法士さんの評価もしていたらしく、
それは、とても当たっていて、
叔母の人間力を見た思いだったとか。
私は、
9年間に及ぶ叔母の病院での世界を知る事で、
自分の中にあった、
叔母の病気を未然に防げなかったという、
後悔の念から、
解き放されたように感じました。
気力で生き返った叔母は、
私に大きなプレゼントをくれました。
人が持つ『気』とは、
魂に近いものなのかも、
知れませんね。
エスコートランナー役の中野でした。
