家ねっとBlog
主人公はだれ？
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
何事も、
良いと感じるかは自分次第！
を実感している私です。
今日はこのブログを函館のホテルで書いています。
昨日は、
松前に行ってきました。
松前は２回目ですが、
漁師さんたちとお話ができました。
いつも思うのですが、
海の男はいいですね。
死と隣り合わせだからと聞きましたが、
まっすぐというか、
話をしていて気持ちが良かったです。
あ、農家の皆さんも好きですよ。
土と生きているから、
自然と生きているからこそ、
培われるなにかがあるんですね。
私はこの歳になって、
初めて、
今の自分は
自分が生きてきた歴史の中で
作られてきたのだなあ。
と、思うようになりました。
今の自分は、
だれでもない、自分が作ってきたもの。
そして
面白いなあ。
と思うのです。
子供時代のこと
学生時代のこと
結婚して子育てして
看護婦を続けて、病気でやめて、
PTAもやって
今の仕事に入って、
そして
父とのこと、母とのこと、
姉とのこと、叔母とのこと、
色んなことや人との中で、
今の自分を作ってきたのだなあ。
と、実感し、
その今までの、
全てが愛おしく感じています。
そして
不思議ですが、
そんな自分になったら、
93歳の母の口から出る言葉も、
明るいものに
聞こえるようになりました。
近頃、
リフォームをしたいという相談を受けると、
それがその人の本当の希望なのか、
親を見なければという、
【ねば】からきているものなのか、
感じるようになりました。
それで、
『自分がこう生きたいと思うことと
リフォームが一致した時、
リフォームをされた方がいい』
と、お答えします。
うまく言えませんが、
ねばならないで行ったことは、
どうも
後悔に繋がる気がするからです。
生きること
住む家
それは全て
自分が主人公なのだなあと、
心から思います。
人生が長くなったからこそ
自分を見つめたり感じることが
大事なのだと
思っている今日この頃です。
エスコートランナー役の中野でした。
