エスコートランナー

時代の進歩に

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

本州は酷暑というのに、
北海道は冷夏。

津軽海峡にはやっぱり
気候の境界線があるってホントですね。

ということで、
涼しすぎる三連休ですが、

土曜日に、
夫と二人で、

札幌の円山に行ってきました。
友人のお店セントモニカを訪ねたのですが、

そこで
優れものの竹の繊維でできた包帯を

買いました。
皮膚が弱く、

漆に負ける夫のために買ったのですが、
その包帯、

竹の持つ殺菌作用のため、
包帯の上から掻いても、

湿疹が悪化しないので、
アレルギーの方にも良いそうですが、

セントモニカの店主の七戸さん曰く、
『アレルギーの方は、

掻けない、掻いたらダメ!
ということがストレスになるので、

掻いても良いというのは
助かるんです。』

なるほど!
目から鱗でびっくり!

何がって、
【掻いてはダメ!がストレスになる。】

なんて、
思いもよりませんでした。

私は大昔看護婦でしたが、
ちょうど、その看護婦になりたての頃、

アレルギーが増え始め、
小児科のお医者さんも

アレルギーの勉強を
熱心にし始めていました。

そのお医者さんが言っていたのが、
『アレルギー湿疹が悪化するのは、

掻くからで、
掻かないでいると治りが早い。』

ということでした。
だから、

掻いちゃダメ!
は、

皮膚アレルギーでは
当たり前の治療方針ですが、

その掻いちゃダメ!が
患者さんのストレスを増やしていたんですね。

でも、
掻くと悪化するのは本当なので、

今度は、
掻いても悪化しない包帯が

できたわけです。
ふーんと、

少し考え込んでしまいました。

人間にとって、
ダメ!と制限されるほど

ストレスなことはないのですね。
それも、痒いのに。

今、
糖尿病の食事療法も

何が食べられるか!
に指導方法が変わってきたようです。

科学一辺倒から
心と体は表裏一体と

医療の考え方も
変わりつつあるようですが、

掻いてもいいよ!
と、言われるだけで、

アレルギーの方々の
ストレスはぐんと減って

アレルギーそのものが
よくなるのかも知れません。

時代はやっぱり
進歩している気がしました。

エスコートランナー役の中野でした。

いいねと思ったら、クリックをお願いします。↓↓
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 その他ハウスメーカーへ
pagetop