エスコートランナー
女性と苗字に思う。
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
近頃、
面白いなあ
と、
思っていること。
それは、
女性にとっての苗字について。
日本では、
夫婦別姓法案が国会を通りませんが、
それでも、
結婚後、旧姓のままで仕事をする女性たちが
いっぱいいます。
そして、
近頃、
その女性たちが、
結婚後の苗字に変えて、
というか、
戸籍通りの名前で
仕事をするようになっているのです。
多分、
苗字に対するこだわりが、
なくなったのだと思います。
愛する夫や子どもたちと同じ方が、
家庭では一体感があるし、
戸籍と名前が一緒の方が仕事もしやすい。
だから、
結婚後の苗字を使う。
そんな感じでは
ないでしょうか。
日本の女性は長らく、
【家】に縛られ、
戦前までは財産も持てなかったから、
夫婦別姓に込める願いに、
人間としての尊重を求める気持ちも、
あったのだと思います。
それが、
まだまだですが、
一定認められるようになり、
本当の意味で、
心が自由になれる人が
増えたのかな？
とも思います。
私は中川から中野になりました。
ずっと働いていますが、
今は中川さんと呼ばれるとへんな気分です。
なのに、
実は私も
女性の苗字に、
こだわっていた時期が、
ついこのあいだまで
ありました。
だから、
女性を呼ぶときは、
社員でも、
下の名前で呼ぶことに
こだわっていました。
でも、
どっちでも
いいのだ！
と、
思えるようになりました。
たしかに、
離婚をすると、
周囲にわかってしまうとか、
再婚をすると、
また名前が変わってしまうとか、
不便はありますから、
苗字をどちらにするかを
自由に選べて、
夫婦別姓も選べるのが、
ベストだと思うし、
法律的にも必要と思います。
その上で、
自分の好きでいいのでしょうね。
結婚後の苗字で呼ばれたい方もおられるし、
旧姓のままで呼ばれたい方もおられる。
私は、
夫婦で経営者の勉強会に出ていますが、
夫のことは中野さん、
私のことは、むつみさんと呼ばれています。
それも楽しいです。
やっぱり
自分の中のこだわりが 、
なくなったように思います。
なんでも、
自分の心が決めているのですね。
なんだか
心が少し軽くなって来た自分がいました。
エスコートランナー役の中野でした。
