エスコートランナー
紺屋の白袴?
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
春ですねえ。
私の住むマンションは、
今年は
給水管の総取り替え。
先日、下見に見えまして、
6月に丸一日かけて、
給水管が入れ替わるそうです。
技術はどんどん進歩しています。
が、
夫がポツリと言いました。
『風呂、一坪に変えよう。』
我が家は、
築27年のマンションです。
11年前に、
メゾネットの一階居間部分をリフォームしました。
その時、
地階のユーティリティは
そのままでした。
マンションリフォームは
中々全室する勇気が出ません。
そこそこのお金がかかりますから。
で、11年前は、
私の希望を優先して、
居間、玄関、キッチン、階段の
リフォームをしたのです。
キッチンは、気に入っていたので、
壁と床だけ変えました。
私は大満足だったのですが、
夫は、
お風呂を大きくしたい!
と、
ずっと思っていたようです。
我が家のマンションのお風呂は、
0、75坪よりも、
少し小さい気がするほど、
小さいのです。
体の小さい私には、
苦にならない広さで、
お掃除も楽なので、
お風呂のリフォームは
私の中では、
あまりニーズはなかったのですね。
でも、
夫はずっと我慢をしていたようです。
が、
小さいお風呂になったわけは
あるわけです。
一坪のお風呂にするには、
仕切り壁を
かなりいじらなくてはなりません。
私は夫に、
『寝室のクローゼットを壊すのは嫌よ』
と、
攻撃的に言いました。
即喧嘩腰です。
あれ?私はエスコートランナーなのに?
ですね。
私は、
多分、お風呂を大きくするリフォームを
したくないのですね。
その理由は、
クローゼットを壊したくない。
ではないはずです。
もっと別の何かが、
お風呂のリフォームを拒否していると
思っています。
リフォームは
沢山のお金と時間を使う行為です。
それを実行に移そうとしたとき、
何かが形を変えて、
反対理由を作っていく。
それは、よくわかるようになりました。
夫は、
大きなお風呂にしたいのだから、
ましてや、
私は家ねっとの代表なのだから、
お風呂のリフォームをすれば良いのに。
と、
夫のためにも、
私の心の奥を
もう少しのぞいて、
あ!そうか!
と気がついたら、
リフォームに取り掛かろうと
思います。
わかっているんだけど、
リフォームをする一歩が出てこない。
夫婦でリフォームの話をすると
なんだか喧嘩になってしまうという方、
問題は、
全く別のところに、
あるかも知れませんよ。
家にお金をかけるとき、
色々な心が表面化しやすい。ので、
関係を良くするチャンスでもあります。
エスコートランナー役の中野でした。