エスコートランナー
今更ですが、
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
3月17日に予定していたセミナーは
時節柄延期をさせて頂きました。
楽しみにしてくださっていた皆様
ごめんなさい。
状況を見ながら、
必ず同じテーマで開催しますね。
そのテーマは
親からの愛の受け取り方、
で、
私の実家の、
取り壊しにまつわるお話を
する予定でした。
もちろん、
セミナー内容もほぼ出来上がり、
こんなことを
お伝えしたいなあ。
と、
まとまっていたのですが、
セミナーが延期になってから、
色々考えることもあって、
延期になったことにより、
お話ももう少し深くできるような
気がします。
で、
その話は、
セミナーでするとして、
今回のブログは、
昔のものはいいもんだ!
の話。
え?何がですか?
はい、
それは昔の肌襦袢。
と言っても、
お若い方は肌襦袢自体が
なにそれ?
でしょうが、
着物を着るとき、
着物の下が長襦袢で、
これは結構お高い。
下着というより服の値段かも。
で、
その下に着るのが
肌襦袢。
今は、お腰と上の肌襦袢が
一体型が多いのですが、
実家の取り壊し前に
古いものを整理してたら、
祖母の肌襦袢とお腰が、
出てきたのです。
もちろん、
祖母が
しっかり使っていたもの。
祖母が亡くなって
30年近くたちますから、
その肌襦袢は、
半世紀くらい昔のもの。
なぜ、
それを持ってきたのか、
自分でもよくわかりませんが、
急に思い立ち、
その肌襦袢とお腰を
寝巻きにすることにしたのです。
えええ!!!
半世紀前の下着ですぞー
ですが、
この肌襦袢、
ガーゼみたいな感じで
柔らか。
多分、
手縫いですね。
今も、
お腰と肌襦袢が売っていますが、
肌襦袢の肌触りが
全く違うのです。
私は二月末から
タチの悪い風邪にかかり、
しばらく寝ていたのですが、
このお腰と
肌襦袢に
本当に助けられました。
まず、
温かなのです。
寒気がして
湯たんぽ2個を抱えて寝ていましたが、
パジャマで寝る方が
寒いんですよ。
ものすごーく
不思議。
ガーゼ調の肌襦袢は
空気を含むのでしょうね。
そして、
お腰は、体温を逃がさない。
のだと、
気がつきました。
そして、
体がリラックスするんです。
風邪が治っても、
離せなくなりました。
きっと天国で
祖母は笑っていると思います。
むつみ、
そんなものが良いのかい?
って。
でも、売っていないから、
寿命が来たら、
着ることができなくなってしまうわ。
そうかあ、
自分で作る手があったか。
あ、
いや、
これは現実的では
ないなあ。
ガーゼを裁って、
周りを細い木綿の布で縁取りし、
これを手で縫うなんて。
いやあ、
絶対無理は、
絶対言わないけれど、
絶対無理。
手が効く高校のクラスメートに
頼むかな。
それにしても、
昔のものって、
本当に贅沢品になったのだと
思いました。
エスコートランナー役の中野でした。