家ねっとBlog
リモートワークから生き方を考える。
不動産売買担当の柴山です。
働き方が多様になり、コロナ禍の影響もあって急に増えてきたのがリモートワーク。
家庭に仕事を持ち帰る、というより家庭が仕事場になってしまったという人も多い。
前回のブログは、マッシュネットの工藤洋子さんのステイホームの話。
実は、先日の家ねっと会議で斜め向かいに座っていた洋子さんがしきりに反省していた。
ブログの中で洋子さんは書いている。
「家族にとっては、ホットできる空間をわたしが落ち着かない空間にしていたのだと今になって感じます。」
私は、職住近接の形でもう20年以上も仕事をしている。
事務所のドアを開けて廊下に出て、もう一つドアを開けるとリビングである。
夫、子どもは事務所へは立ち入り禁止。
と言い渡したわけではないが、私の雰囲気がそうさせていたと思う。
子どもが二人とも進学で関東方面へ行って夫婦ふたりになってから、
私は仕事と称して事務所にこもった。そこは実に快適な空間であった。
夫にとってもリビングを占領できるのだから快適だったと思う。
しかし、当然、会話は減った。そうこうしているうちに卒婚。
お互いの生活を尊重して別々の人生を楽しみましょうという訳だ。
そして、私は中島公園を眺めるマンションに移り住んだ。
先日、ステイホームで夫との生活に息苦しさを感じる。
離婚したい、、、と友人から相談を受けた。
いきなり離婚に進まないで、自分の仕事場を別に借りたらいいでしょうと提案。
リビングはご主人に開放してあげたらいい。
そして、その先に離婚、卒婚があったって別にいい。
生き方は様々だ。
何がよくて、何が悪いかなんて誰にもわからない。
あまり無理をしないことだ。
それぞれが快適に気分よく暮らせたらいい。
そして、いつかまた、、、、
リビングでずっと一緒に過ごしていたい人と出会えるかもしれない。
人生は実にドラマティックでロマンティックなのだ。