家ねっとBlog
心の鏡?
家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。
家も、
自分の心の現れだな。
と、
深く思う昨今だが、
私はその家に、
本当に無頓着だった気がする。
初めて買ったマンションは、
実家の隣で、
実家の横にマンションが建つと
決まったある日、
実家に行くと
父が言った。
『隣に建つマンション、
いい部屋を申し込んでおいた。
手付金も払ったから、
毎月少しずつ返してくれ』
その頃、
夜勤がある看護婦業と子育てが
厳しくて
実家の近くに住んでいたから、
まあいいか!
便利だし!的に
父が決めたマンションを
買った。
でもそのマンションは
手狭で天井が低く、
子供たちが大きくなるにつれ、
買い替えたくなっていた矢先、
同じ川沿に
今のマンションが売り出された。
いわゆる
新築中古物件で
バブル崩壊の
申し子みたいな感じだった。
ので、
新聞に取り上げられていたのを
姉が見つけ、
『むつみ、こりゃあ買い得だわ』
と、言われ、
姉と見に行って、
さっさと決めた。
当たり前に、
夫には事後承諾だ。
良いマンションだったけれど、
玄関、内装など
不満だったところを
12年後リフォームを
した。
最初のマンション購入から、
このリフォームまで、
夫には
相談をしなかった。
夫も何も言わなかった。
夫は仕事が忙しく、
家には興味がないのだろうと
思っていた。
そして、
去年、興味がないように見えた夫の希望で、
水回りの大リフォームを
行ったのだが、
そのくらいから、
今度は私の感覚が変わってきた。
マンションと言うところが
不満になってきたのだ。
お隣、上階の
音が気になる。
娘が泊まりに来ることが多く、
お客様用駐車場に止めると、
いつも同じ人が止めている。
と、注意を受ける。
誰かがベランダで
タバコを吸う。
上階の人が、
布団を干してパンパン叩く。
etc。etc。
あー一軒家に住みたい!
移りたい!
家ねっとの仲間に話すと、
『素敵なリフォームを
したばかりじゃない』と、
言われたが、
もしかしたら、
『うち』に関心が
行くようになったのかも!
と、
答えたが、
今、
このブログを書いていて
気がついた。
私は、
一定期間が過ぎると
飽きるのだ。
というか、
隣の芝生は青い。
に、
近いかもしれない。
なのに、
芝生の手入れはしない。
まさにまさに、
隣の芝生だ。
家に愛情をかけずに
嫌になって他に移りたい。と、
思い、
それを繰り返してきていたのだ。
きっと心のどこかで、
その事に気がついていたのか、
もう少し、
今のマンションを
居心地よくしようと、
今日、
ベランダにミントのプランターを
置こうとホーマックに行ったけれど、
ミントは
時季ではないらしいく、
私は今、なんだか
とても大事な事に
気がつき始めている気がする。
家はやっぱり
心の鏡なのかも知れない。
エスコートランナー役の中野むつみでした。