暮らし方
自分らしく生きようとしたら、暮らし方も変わった
コロナウィルスの流行で、今まで当たり前だと思っていたことができなくなり、社会が大きく変化しています。
そして、それは私たちひとりひとりの生活も変えていくのだと思います。
異業種交流会だ、例会だ、商談だ、出張だ、懇親会だ、ゴルフ大会だ、これからの季節であれば忘年会だと飛び回っている経営者さんたちも、普通に参加していた行事やお仕事がキャンセルになった経験をされているのではないでしょうか。
その空いた時間は、いやでも自分と向き合う時間になったのではないかと思います。
こんにちは。家ねっとで広報を担当している白藤沙織です。
コロナウィルスで個人の生活にどんな影響を与えたのか。家ねっとの秋のセミナーでは、「コロナウィルス流行で明らかになった自分らしい暮らし」を掘り下げることがテーマでした。
■セミナーで感じたこと
セミナーは、10月19日(月)に札幌の幌平橋駅近くのアジトさんで行いました。
家ねっとの代表中野むつみさんが、家ねっとのメンバー3人に鋭い質問をしながら、暮らし方を探っていくカタチです。
・自分らしく生きようとして結婚相手をみつけた
ひとりめは、20歳年上の方とご結婚された堀岡(吉木)咲枝さん。
建築業界で起業され経営者の道を歩んでいた堀岡さんが、60歳を前に入籍された経緯、ご主人と柔軟性に富む生活を聞きました。
入籍して4ヶ月ですが、もう40年連れ添っているご夫婦のようなんだそうです。
セミナーではないのですが、堀岡さんが「人生でしていないことがあるとしたら、名前を変えることじゃないか」と思ったとおっしゃっていたことを私はよく覚えています。女性経営者としてがんばってきた堀岡さんが、ふっと自分を守る鎧を緩めたときに、最も安心できる方との生活が始まったのではないかなと思いました。
・日常会話が尊いものと感じる
ふたりめは、施設に入居されていたお母様を引き取って一緒に住まれている鈴木いずみさん。
鈴木さんはご主人を亡くされてから一人暮らしをしていらっしゃいました。コロナウィルスの流行で、施設にいるお母様と面会できない日が続き、思い切ってお母様と暮らす決断をされたのです。同居生活が始まって感じているのは、「おはよう」とか「ありがとう」とか、お母さまと交わす何気ない日常会話が生活に潤いを与えるということだそうです。
・モノがなくなっていくと、身体も軽くなる
三人目は私でした。前のおふたりとは違い、特段生活に変化もないのですが、家中のモノを整理していたという地味な話をさせてもらいました(^^;
セミナーの前には、中野むつみさんから事前ヒアリングを受けていて、その場で40mlのゴミ袋6つ分のモノを捨てて!という課題が出されていました。
それまでにもモノを捨てていたのですが、その過程で捨てることを躊躇していたモノに手をつけることができましたよ。
ときめかなくなったタオル、タオルケット、長いこと放置状態の寝袋、使ってない鍋類、食器などなど捨てました。
そして、不思議なことを感じています。
まず、肩が軽くなっていると感じていること。肩こりがひどかったのですが、なんだか軽くなっているのです。
40mlのごみ袋6つ分をゴミにだしたあとは、私は瞑想しているときにもネガティブな考えが出てくるなぁということです。
その思考ぐせも、ごみ袋に入れて捨ててしまうようにイメージしてみましたよ。。
そうすると、ネガティブなことを考えてるときは、あぁダメだとおもうのではなくて、そうなんだねと受け止められるようになりました。
捨てるものが多くなると、怖いものも減る感じがしています。
みなさんに、「断捨離して気が変わったので、きっと今からいいことあるよ」と声をかけていただいたりして希望を感じています。
ご参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
自分らしい生活、これからも大事にしていきたいと思います。