暮らし方
家計の中の在庫管理?
家ねっとの代表をしています中野です。
今日は家計と収納の関係についてお話をしますね。
今、収納は大きなテーマになり、収納のセミナーは大流行です。
それも、いるものと要らないものを整理しましょう。不要なものは買わないでおきましょう!という流れです。
私もこの考え方に大賛成です。
要る、要らない、使う、使わないという観点から、収納を考えるのはとても合理的です。
そして、もうひとつ、合理的な考え方を追加すると、モノの整理だけでなく、家計も豊かになっていく考え方があります。
それは、家計の中の在庫管理という考え方です。
企業では、毎月棚卸をする企業が多いですが、それは『売るもの』『買ったもの』をお金に換算して、企業のお金に足すのです。
お金からモノに変わったものを、もう一度お金として考えるのですが、この財務上に乗るお金は残念ながら、売り物になる以外、お金に変わることはありません。
このお金からモノに変わった在庫が多いほど、その会社の財務状況は悪いと言われます。
そうです。おわかりですね!
消費税が8%になるから、トイレットペーパー、ティッシュ、シャンプーリンス、洗剤、醤油、などなど、3月は安売りのオンパレードでした。
ついつい、買ってしまうのが消費者の心情ですが、
買ったそのお金は、モノに変わり、すでにお金としては使えません。
今時は、銀行の利子も安いから、預けていたらいくら利子がついたかしら?という考え方にはなりませんが・・
一度、買いだめしているものを全てだし、チラシに書いてある金額で計算してみてください。
貯金にならないモノ貯金を、毎月いくらしているのか?
在庫が豊富なほど、使えないモノ貯金がいっぱいでしょう。
企業でやっている在庫管理を、我が家でもやってみませんか?
そうすると、すべてのモノの買い時がわかり、無用な買いだめは必要なくなります。
時代は、当座買いです。
少ない収納でも、モノがあふれないためには、【管理の思想】が必要です。
収納場所もローンの一つです。
お金で貯金をしておくか、モノで収納しておくか・・
世の中は、もうすぐ消費税10%になりそうです。
賢く、広々、豊かに生活してみませんか?