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お住まいの風通しのお話し・・・

家ねっとワーク 建築を担当します堀岡です。1ケ月に一度の担当ですが、時間が経つのが早いと感じる今日この頃です・・・

この季節 札幌近郊は蝦夷梅雨と時期に入りました。お住まいの中でも湿度が高くなっているのではないでしょうか。

北海道のこの頃の住宅は、冬期を考慮し断熱性が高くなっておりますので ひと昔のような風とおしの良い家と(隙間風を感じる)違いを  感じる方も多い今日この頃です。

 

空間の中で「換気と気密」というテーマがここにあります。

換気の目的 は、室内汚染空気を室外空気と入れかえることであります。

汚染空気 というのは、炭酸ガス濃度0,10%で最大許容濃度としてます。

では、炭酸ガスの発生原因は?

発生原因は、在室者によるもの・燃焼器具によるもの 等

室内より排出するには、窓の通風(入る方と出る方)のように自然換気 と

換気扇による強制的に排出する機械換気(1~3種という方式)があります。

時を経て、新築ですと建築物も気密性が高くなり 二十四時間換気 という機械換気が必要な現代。

そこには、又 他のテーマも実際には各ご家庭で電気代がもったいないから~と

対応していらっしゃるご家庭もあったりするようです。

 

湿度が高いこの時期 自然換気で心地よく過ごしたいですね。

風の力 を 借りるといいですよ。

風の通り道を空間で作ってあげますと、カビ等の発生も臭いの問題も軽減できます。

風の道を例えば、窓の配置で(高さ・大きさ)作ってあげるのも空間を心地よくする方法でもあります。

暖かい空気は上昇する性質がありますので、風が出る方の窓を、高い位置に設置すると風のとおりが良くなります。

但し、冬期は窓から熱が逃げる熱損失が高いので窓の大きさ・配置を変更する時は建築士のアドバイスも受け施工する事をおすすめします。

開口部を広げ過ぎて別の問題も発生する事があります。

 

又、陽をあたるようにし温度を上げ、飽和状態になった空気を軽くしてあげるのも一つ

お住まいの地域の風は、どの方角より吹いてますか?

廻りの建築物等・地域によって異なりますが、そこにヒントがあります。

お住まいの顔『ドア』のお話し~

 

■玄関ドア お住まいの「顔」ともいわれる玄関ドア。北海道は冬期の事を考え断熱性能が高い、商品が多く各社メーカーより発売となっております。新築・リフォーム用有り。

 

意匠性:外壁に合わせて、色・素材・サイズを選択されてみてください。

機能性:密閉性が高い・防音性、防犯性に優れている 等

 

※  玄関ドアにもガラリが付いている商品が出てます. (YKKap:ヴェナート RD)

ドア1

ドア2

 

手軽に玄関で換気できます。玄関に窓が無いというお住まいにも使用できる断熱ドアです。

※業界初の通風 ロック機構付きドアガードもあります。

・・・・・ 分譲マンションの各戸の玄関ドアもこちらが付いているといいですね。

 

昔、戸建のお住まいに「勝手口」というお庭に出たり、お住まいの裏側に出たりする便利なドアがありました。

寒さを解決したいという、ご相談の中に勝手口に断熱性が低いドアが使用されているお住まいを拝見した事もあります。

 

■室内建具 ガラリ付き (LIXIL:woody  line)

室内建具もガラリが付いているドアがあります。

lixil1lixil2

換気・気密 そして断熱 を繋げて考えていかれると過ごしやすいお住まいになると思います。

忘れてはならないのは・・・身体は変化してます、年代により体感温度も変化しますのでどうぞ上手に心地よく工夫されてみてください。

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