新築
いえ・・家・・されど家
家ねっと代表の中野です。
さて、本日のお題は、中高年のリフォームのお話ですが・・・
私は59歳、夫と二人暮らしです。三人の娘がいますがそれぞれに結婚し孫が7人います。
住まいは、築22年のマンションです。
このマンションは買い替えでした。
三人の娘たちが大きくなるにつれ前のマンションが手狭になり買い換えました。
和室のない当時の流行の居間の広い4LDKマンションです。
子供たちは一人一部屋ずつ部屋が当たり大満足でした。私たちも働き盛り、わんわんがやがや煩くも楽しい生活で、(もっと大きな家が欲しい!)とさえ思いました。
でも、そんな時代はあっという間に過ぎ、三人の娘たちは本州の大学に行き、二人はあちらで結婚しました。三人目も、家に戻ることなく就職し結婚しました。
さて、我が家ですが・・
子ども部屋のうち、一部屋は夫の書斎に格上げされましたが、二部屋は布団部屋になりました。もったいないな・・リフォームをしたい・・と思うようになりましたが、うちのマンションは間仕切りがコンクリートで出来ている作りのため、大きなリフォームが出来ませんでした。
うーん・・また、買い換えた方がいいかしら・・
迷っているうちに、孫がどんどん増えていき、夏休みや暮れにはこぞって帰ってきます。年に二回だけ、我が家は大家族になり、二つの布団部屋は子ども家族の狭い寝室に変わります。
リフォームは、見かけを素敵にするリフォームだけにしました。買い替えもしません。
だって、娘たちの思い出のマンションなんですもの。
たった年二回のために、布団部屋を残すの?もったいない!高い固定資産税を払って。
と、若い頃私は思っていましたが、自分がその年齢になって初めて、高い固定資産税を払ってでも、広い家を残す気持ちがわかりました。
私たち夫婦が元気なうちは、この4LDKに住もうと思います。次はお風呂を大きくするリフォームをして!だって、孫と一緒に入るには狭くなったんですもの・・
家は、家族の歴史、そのものですね。
来週から、その娘家族の帰省が始まります。